The Full Investment

株の配当金でセミリタイア生活がしたいのです…

生存バイアスいろいろ

生存バイアス(Survivorship bias)とは、生存した物のみを基準とすることで誤った判断を行ってしまうことである。生存者バイアスなどとも言われる。

 

生存バイアスとは (セイゾンバイアスとは) [単語記事] - ニコニコ大百科

 

人の判断・意思決定は合理的ではなく、得てして何らかの認知バイアスがかかっていることが多いです。

その中の一つが「生存バイアス」です。

 

ということで、世の中にある生存バイアスの例をいくつか挙げてみます。

 

 

・宝くじに当たる

宝くじの当選者を見ていると、自分も当選しそうな気がしてつい宝くじを買ってしまいます。

しかし、私たちが普段見るのは当選者だけで、無数にいる落選者を見ることはありません。

そもそも落選者は表に出てきません。

 

宝くじで1等の当選確率は1000万分の1です。

これは交通事故で死ぬ確率よりも低いそうです。

 

 

・投資で大儲けする

投資で、特に短期間で大儲けした人はよくメディアに取り上げられたり、SNSで話題になったりします。

こういう情報をたくさん浴びていると、自分にもできそうな気がしてきてハイリスクな投資をしたりします。

しかし、当然ですが大儲けした人の影には、無数の損した人がいるわけです。

そして、損した人たちは沈黙して表には出てくることはありません。

 

 

・事業を興して金持ちになる

会社経営で成功してお金持ちになった社長とかがよくテレビに出てたりします。

成功したのはその社長の経営手腕のおかげかもしれませんが、実は外部環境が良かったために、たまたま成功できたということがよくあります。

こういうたまたま成功しただけで、再現性の高い経営をしていない会社は衰退も早いです。

世の中には、表に出ることなく消えた企業が無数にあります。

ベンチャー企業の9割は倒産するとも聞きます。

 

 

・スポーツ選手、俳優、漫画家になれば金持ちになれる

こういう高収入のイメージがある職業で、本当に高収入なのはごく一部の人だけです。

大半は副業でバイトでもしないと生活が苦しいレベルです。

そして、表に出てきて私たちの目に入るのは一部の成功者だけです。

 

 

・出掛けると周りはカップルや家族連ればかりで鬱になる

ぼっちあるあるですが、一人で出かけて観光地なんかに行くと、周りは仲の良さそうなカップルや家族連ればかりで「うわああああ」ってなることありませんか?

でも考えてみてください。

こういう外で見かけるカップルや家族連れは、ほんの一握りの存在ではないかと。

 

世の中には倦怠期だったり破局寸前だったりして、出掛けるどころではないカップルもそれなりにいるんじゃないでしょうか。

そもそも彼氏彼女の関係になれる時点で幸運です。

 

また、家族もみんながみんな仲が良いわけではありません。

家庭内が険悪なムードで、妻と娘はお父さんと会話もしてくれないというのはよくあることでしょう。

こういったカップルや家族は一緒に出掛けることはないので、私たちが普段認識することはありません。

 

ぼっちがカップルや家族連れを見て鬱になるのは、生存バイアスにかかっていると言わざるを得ないでしょうな。

 

なんか自分に言い聞かせているようで虚しくなってきたので、この辺にしておきます。

 

 

とにかく、成功者の体験談などをありがたく聞くのは、生存バイアスにかかっている可能性があるので気を付けましょうということです。